サックスの種類によって難易度が違う?初めてはどのサックスがオススメ?

今回はサックスの種類、ソプラノ、アルト、テナー、バリサクによって難易度が違うのかどうか?について私の体験談などを交えて書いていきたいと思います。

私は長年テナーコンプレックスを抱いていた

結論からいきますと、私はアルトが一番初心者に向いているのではないかと考えます。
私は高校からサックスを始めたのですが、その時最初に手にしたのはテナーサックスでした。中の上の大きさのサックスですね。

このテナーサックスなんですが、初心者オススメ度ランキングでは3位かもしれません。
ジャンルにもよるしこのランキングはやっぱなしにしましょうかね、、、笑

このテナーサックスを吹き始めて今で10年くらいになるのですが最初はとにかく上手に吹けなかった。
顧問の先生に「もっとマシな音出せないのか?」と言われてしまう始末でした。

この記事でサックスの音色について書いてます。

サックスの音色が汚いのがコンプレックスだったけど、時が経てばそんな悩みは吹っ飛ぶ

 

そんな私でも部室に置いてあったアルトサックスを休憩時間に吹いてみると上手に音を出すことができたんですよね
音色が綺麗なんですよ。そしてテナーで鍛えられたのか軽く吹いても楽器が響いているのが分かる。
このエピソードだと、ただ単に自分がへたくそだった+楽器が合ってなかったというだけかもしれませんね><

今でこそアルトサックスの奥深さ、難易度の高さを承知しておりますが、当時は「アルトのほうが簡単じゃねえか!」って本気で思っていました。

アルトはある程度吹けるまでが圧倒的に早い

1年、3年、5年とか長い期間でどのサックスが一番上達が簡単か?なんてのはほぼ誤差になってしまうと思います。

ですが、初心者が楽器を初めて1か月とか半年の段階であれば話は違って来るかと思います。

メロディーを担当する

吹奏楽の場合であればアルトはメロディーを担当しますよね?
そこで渡される楽譜は八分音符が沢山入っているような少し難しい楽譜だと思います。しかし、テナーやバリトンサックスになると二分音符、全音符などの比較的指が簡単な楽譜がほとんどになってきます。

この渡される楽譜が違うという時点で個人練習、パート練習の時に触れている音符の数の違いでテクニック面でもすぐに差が生まれてしまいます。

メロディーだから頭で出したい音をイメージしやすい

また吹奏楽の場合ですが。メロディーを演奏するときは頭で出したい音を鳴らすことを無意識ですることが初心者でも簡単だと思います。しかし、テナーやバリトンなどのハモリや裏打ちなどを担当する楽器の場合では、初心者がすぐに頭で出したい音を鳴らすということはできないのではないかと思います。

口や鼻で歌うことはみんなできると思うのですが、なぜ歌うことができるかというと、それは頭で出したい音をイメージできているからですよね。
日本の国歌の「君が代」も頭の中で歌うことができますよね。これを楽譜を見てできるかできないかというのは大きな違いになります。
最初はイメージ通りに音が出せないかもしれない、でも、イメージできているだけで一歩先を行っているはずです。

 

単純に音が出しやすい

アルトサックス以外のサックスの場合はそもそも音を出すのも最初は大変です。
なぜ大変なのかですが、恐らくマウスピースの大きさと、楽器が大きいのでアンブシュアの重要性が増すからだと考えます。

テナー、バリトンの場合は大きすぎるため、アンブシュアが適切でない場合は下のほうは本当に吹きにくく、初心者の場合はすぐに吹けるものではありませんよね。
初日で下のB♭、E♭まで出せたならその人は才能があるかもしれない。

アルトは大きさが小さいですし、マウスピースが加えやすい大きさなので多少アンブシュアが適切じゃなくてもある程度音を出すことができるはずです。
その場合は音は薄っぺらい音になるかと思いますが、初心者であればまず 「音が出せた」 このことが一番重要になりますよね。その時点で「ああ私サックス大好き!」ってなってもっと練習するようになるという好循環が生まれるかもしれない。

アンブシュアも重要だけど、それを無視しても吹きやすいってのが一番の理由だと思います。

 

楽器本体とリードの値段が安い

すべてのサックスと比較してアルトサックスは一番安いです。
それは一番選ばれているからです。ランキングで言ったら一位ですよ。

多くの人が購入するから安定して生産できる→安く提供できる
リードも同じですよね、アルトよりも小さいソプラノよりもリードの値段は安いです。それだけ購入してくれる人が多いということです。

私は様々なものでランキングを見てしまうのですが(映画、音楽、マンガ、本)ランキング上位というのは大体外れないですよね。
それだけ選ばれる理由があるという事です。

上のほうで長々と書いてきましたが、特にこだわりがないのであればアルトを購入しておけば間違いないかと思います。

 

テナーバリサクの「ハモリや裏打ちも楽しいよ」の裏側

確かに楽しいし、メロディーよりもそっちがやりたいという人もいるのは分かっています。
みんながメロディーする訳にもいかないし、吹奏楽だとそういう人こそ吹奏楽を楽しんでいるといいますか、合奏ってそういうものだよねって言えるのですが
私は最初にその考えを植え付けるのは良くないのではないかと考えます。

チューバしかやったことない人が「ハモリ楽しい、裏打ち楽しい」っていうのは当たり前ですよ、だってそれしかないし。
そういう人こそソロがあったりするとめちゃくちゃ張り切ったりしてどうしたの?って感じになりますよね。

テナーやバリトンであればハモリ、裏打ちがメインになるかと思いますが、メロディーが分かった上でそれらを演奏するから楽しいのです。
右も左も分からない初心者がハモリ、裏打ちの楽譜を渡されたとしても楽しみを見出すのは少し難易度が高いのではないでしょうか?

楽器の吹きやすさ以上に、渡される楽譜の違いでも私はアルトサックスをオススメします。
アルトサックスの場合もすべてメロディーというわけでもないですし、すべての役割をバランスよく体験できるという意味でもいいですよね。
アルトをしばらくやってからテナー、バリトンに変更したほうがお互いの役割を理解しているのでそっちのほうが適応が早いと思います。

 

 

ジャズの場合

ここまでずっと吹奏楽におけるサックスで何を演奏したらいいか?について書いてきました。
ここからジャズではどのサックスがオススメなのかについて書いていきます。

テナーサックスについて

先ほども述べたように私はテナーサックスでジャズ演奏しています。
私がやっているジャズは少人数のコンボ形式というジャズですので、ビックバンドに関しては上記の吹奏楽を参考にしていただければよいと思います。
ビックバンドについては全然詳しくないのでまた勉強しておきます・・・><

吹奏楽ではあまり目立つことのなかったテナーサックスですが、ジャズでは花形ですよね。
有名なプレイヤーでもジョンコルトレーン、ソニーロリンズ、スタンゲッツ、ジョニーグリフィン、コールマンホーキンス、ベンウェブスター、レスターヤングなど多くのテナープレイヤーがいます。
私がテナーだからという事もありますが、ジャズといえばテナーみたいなところがあります。

テナーはトランペットやアルトとも組みやすい

一番多い組み合わせといえばトランペットとテナーサックスでしょうか?モーニンなんかもそうですよね。
アルトとトランペットの音源もないことはないけど、その数はテナートランペットよりも少ないでしょう。

実際にジャズサークルでバンドを組むときもトランペットとアルト、ソプラノ、などの比較的音域が近い楽器同士ではなく、音域が違うフロントでバンドを組むことが多かったです。
なのでセッションであれば別に気にする必要はないけど、テナーだとバンドを組むときは誘われやすいかもしれません。

 

相性はあるけどそこまで重要じゃない

コンボ形式の場合はフロントはメロディー吹きますのでサックスの種類もどれでも構いません。
ただ思い通りに吹けるようになるまでは吹奏楽と同様でアルトサックスが一番早いと思いますので特別な理由がない限りバリトンサックスを購入して始めるのはちょっと冒険かもしれません。

楽器の組み合わせの話もしましたが、トランペット二人、テナーサックス3人とかなんでもありなのがジャズですので、一番好きなサックスを選べばいいですよ。

楽器の調を意識して購入する

最初はアルトをお勧めすると話しましたが、アルトの場合はE♭でできています。詳しくはここでは書きませんが、アルトの人がバリトンの楽譜を読むことはできます。
でもアルトの人がテナーの人の楽譜を読むときには調が違ってきますので、もしいずれ別のサックスを購入する予定があるのであれば、将来のことも考えて初めの楽器を選んだ方がいいと思います。

吹奏楽の場合は関係ないですよ。全部その楽器の調で楽譜が書かれていますからね笑
問題はジャズです、ジャズの場合はほとんどの楽譜がC譜になっていますので私もそうですが、多くのフロントは一度上げて読んだり、一度半下げてC譜を読んだりしています。
その場で移調しているということです。ジャズが初めてであればそんな面倒なことをせずに済みますがね。

なのでテナーの場合は同じB♭管であるソプラノであれば問題なく演奏することができます。
ジャズジャイアントであるジョンコルトレーンもテナーとソプラノの両方を演奏していますよね。
世の中にはE♭管、B♭管、C管などたくさんの楽器でソロを演奏している化け物もいるんですよね、、、恐ろしいです><
なんでそんなことができるのかですが、プロはすべてのことを12キーで練習しているからです。耳コピで覚えたフレーズもテーマも何もかも12キーすべてで演奏できるようになれば関係ないということです。

まとめ

吹奏楽の場合は私はアルトサックスをお勧めします。
別のサックスをやるのは後からでもできる。

ジャズの場合は調を意識して購入するといいかもしれません。
組み合わせとしては

テナーB♭ソプラノB♭ と アルトE♭バリトンE♭

というようになりますので、初めにテナーサックス購入するか?アルトを購入するか?という二択になるかと思います。
テナーは持ってる人がアルトよりも少ないので結構重宝されます。

 

でも一番は自分が好きなの選んだら間違いないと思いますよ
「自分で決める」それが一番重要です。
誰かに決められて始めたものは言い訳の材料にもなりますからね。

 

 

以上で終わりです。
拙い文章でしたが、最後までありがとうございました。

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